クレー射撃での服装について

DTスポーツプランニングはクレー射撃用品を中心に販売を行っていますので公式射撃大会の服装について投稿します。

※タイトルの写真は2018韓国ワールドカップ会場内にあったISSFのフラッグです。

服装に入るかは別としてまず「目と耳の保護」という規定があります。
・すべての選手及び射台近くに位置する者全員は、耳栓、イヤープロテクター、あるいは同様の耳の保護物を着用する事を強く勧める。
・イヤープロテクターで受信機能を持つものは禁止されている。
・すべての選手は、破砕防止レンズの着用を強く勧められる。

以上がISSFのルールの中に記載されています。

耳と目を守りましょう。というルールで、以前は義務でしたが現在は推奨となっています。
将来的な難聴を予防する為、割れたクレーの破片から目を守るため(主にスキート)耳栓、イヤーマフ、シューティンググラスの装着はした方が良いと思います。
選手自身が自分の健康を守るための事ですので知っておくべきことですね。

履物:つま先やかかとが開いたもの、サンダルやそれに似た履物は禁止。

パンツ:膝上(膝のお皿の中心)から上15cm以内は許される(それ以上の太ももの露出はNG)女性のスカート着用は可能、丈はパンツ同様。

シャツ・Tシャツ:肩口より10cm以下の袖のものは許されない。(タンクトップやノースリーブはNG)

生地:ジーンズ素材、カモフラージュ柄の生地で作られた服装は禁止(NG)

帽子:スキート種目では8番射台など頭上近くでクレーを撃破する事があるため着帽は頭部の保護の目的で推奨されています。

クレー射撃はオリンピック競技にもある素晴らしいスポーツです。
安全に楽しむため耳・目の保護の推奨、また銃器を扱う種目として軍服等を連想させる生地や服装を禁じています。また高貴なスポーツの位置づけからか作業着を思わせるジーンズ生地、外側から縫い付けられたポケットのあるズボン(ペインターパンツ様)もNGとなっています。

上記内容は主に公式大会などに適用されるものであり普段の練習などでは必ずしも義務ではありません。
しかし安全にクレー射撃を楽しむためには備えておいた方がいい知識・アイテムだと思います。